広島県警・「広島南警察署」移転・新築計画で、「プロポーザル違反」&「贈収賄疑惑」浮上!?
関係者が「酒食を共にしていた!」との、怪情報!
悪臭を放つ、「特定者」「県警」「審査部会」!
広島県庁土木建築局営繕課・営繕企画グループが行った「公募型建築プロポーザル」に係る審査結果に、問題・不正がありとの噂が発端で、今、広島県庁及び広島県警・総務部施設課が騒然となっている。
その最大の要因は、県営繕企画グループが指定した「施設計画の基本条件」!
これに、合致していない「設計計画」を提案した設計者2名が「特定者」として選任され、合致した「設計計画」を提示した4者が選任から外されるという、前代未盟の公共事業入札結果の矛盾がそこにある。
本紙の関係者取材に依ると、「特定者」の設計は、
1)公務専用口と護送専用口が分離されていない。
基本条件には、「メイン・エントランスとは別に、公務専用口及び護送専用口をセキュリティ区画内に設ける設計とする」とある。これは、被留置者の「逃走防止及びプライバシー保護」の観点から公務用と護送用とで専用で使用する出入り口をそれぞれ設けるという趣旨と解される。然し、「特定者」の案は分離されておらず、更に、6者の技術提案書のうち、指定から外れた4者はいずれも分離されている。
2)護送専用口から専用エレベーターを用いて取調室等に直接アクセス出来る護送動線が確保されていない。
基本条件には、「被留置者の逃亡防止の為、一般管理エリアを通過せずに護送専用口から、専用エレベーターを用いて、取調室等へと直接アクセス出来る護送動線を確保する。」とある。「特定者」の案では、被留置者が警察署を訪問した「一般人や面会人」の目に触れるおそれがあり、プライバシーが保護されない。
3)護送専用車庫が設置されていない
護送専用車庫を設置し、直接警察署建物に出入りできる事が求められる。「特定者」の案には護送車専用車庫を設置していない。6者の内、特定者2者のみ設置無し。
4)被害者と被留置者同士の護送動線が交錯している。
「特定者」の案では、被害者が警察を訪問した時、被留置者と鉢合わせする事が発生する恐れがある。
以上のように、「特定者」の設計不備は明らかである。然し、不備な設計でも、「特定者」に選定されるという謂われは何処にあるのか。選ぶ側に、設計者への「付度」を生じさせる「何か?」を、徹底取材を敢行して明らかにする。
「特定者」の設計
残り4者の設計
県営繕課取材
Q・設計に不備のある業者が「特定者」に選任されたとの噂があるが?
A・1ヶ所(公務専用口&護送専用口)を指して、「プロポーザー違反」とはいえない。これは、あくまでも「設計者」を選ぶものであって正式の設計図ではない。今後、施設管理者と協議して、より良い設計にする。
Q・それなら何故、設計に必要な「基本条件」を提示したのか。基本条件を満たした設計者はいなかったのか?
A・基本条件通りの設計もありました。然し、設計の良し悪しを選ぶのではなく、あくまでも「設計者」を選ぶ事を前提としている。設計図面だけでなく、総合的に判断して選定したと思う。
Q、設計・建築に素人の当方でも、基本条件に合致しない設計者を選ばなければならないプロセスが理解できない。設計者にとって「設計は最大の要因」で、総合的に見ても「設計不備」は欠陥条件では?
A・古い警察署には不備なのが存在します。
Q・待ってください。県民の血税で新しい警察署を作ろうというのでしょう。古い物を参考にする訳ではない。言い訳としてはお粗末ですね。
A・先生方(審査部会委員)が選んだのです。県としては其れを尊重します。
Q・ところで「贈収賄」事件に発展するとの噂がありますがその点については?
A・有り得ないでしょう。然し、コメントする立場にはない。
広島県内弁護士有志が、「広島県職員措置請求書」を提出!
請求趣旨
1)請求対象職員
広島県建築設計者選定委員会「広島南警察署」審査部会
2)請求対象行為等
「広島南警察署」建殴工事に伴う基本実施設計委託の・公募型建築プロポーザルに係る審査の結果「大旗・吉田設計共同体」を特定者とした事
3)当該行為等の違反・不当性
4)県の損害
5)講ずべき措置
となっている。
記者会見写真
中国新聞より
プロポーザル(企画提案)とは
業務の委託先や建築物の設計者を選定する際、複数の者に、目的物に対する企画を提出してもらい、その中で「優れた提案書」を選定する。
※公募型建築プロポーザルの審査部会(5名)の審査内容
評価基準、評価容要領の策定
「警察機能を発揮させる機能的な施設作り」
「万全な防火対策による安全な施設作り」
「周辺環境と調和した魅力ある公共建築物としての施設つくり」
技術提案書の提出者の選定
参加表明書及び簡易提案者の提出者(6名)について、技術提案書の提出者を選定するための、基準による評価を行い、技術提案書の提出者を選定
技術提案書の特定(最終審査)
提出された技術提案書(6者)について、公開ヒアリングを実施したうえで、技術提案書を特定する為の基準による評価を行い特定者及び次点者を特定。
広島県警察本部の正体!
不祥事に「身内への甘さ」浮上!
※県警警部補の男が強制わいせつの疑いで書類送検。停職3カ月の懲戒処分。其の後依願
退職。
※未解決事件
広島中央警察署8572/万円盗難事件!
真顔で囁かれる「3名共犯説」事件から2年を迎えようとしている。内部犯行説が濃厚でありながら「犯人も盗難金」も未だ不明。当不祥事に、全国的な関心が高まる中、事件後死亡した警察官が書類送検。「死人に口なし!」で、上層部に管理責任が問われないように、幕が引かれようとしている。何でもアリの広島県警、「広島南警察署」移転・新築計画に関与していない事を祈る。
県警本部
広島南警察
新予定地(県有地)