熱海土石流事件最終章‼

熱海土石流事件の其の後

行政の悪癖!「都合の悪い情報は非公開」の壁

28名の犠牲者を出した熱海伊豆山土石流事件、遅々として解決を見ないまま、見えてくるのは「違法盛土を続けた悪徳業者」と「黙認した無能行政」人災以外何物でもない、歪んだ関係。此処に至って、救われるのは最後の行方不明者の骨片(15cm)が発見(2023年1月18日)され、DNA検査の結果、不明者K・Oさん(女性・80才)と判明、1年7ヶ月ぶり、警察・消防等捜索を諦めなかった人々の努力が実った事だ。

行政(熱海市・静岡県)は多くの情報を非公開とし、そこに各行政の不都合な事実が隠されていると思われる。再発防止に真摯に向き合う為には、隠蔽は決して行われてはならない。自己保身より、公僕として住民の安全を最優先すべきでは無いか?

崩落現場写真

熱海伊豆山土石流の発災地点と同時期に一体として工事を行っていた隣接地(D工区)宅地造成地では、「森林法違反」が1年以上見逃され、杜撰な工事と擁壁倒壊、土砂災害が起きる中「林地開発許可」が降りている。

更に、同時期に行われていた「土石流発生地点」も、土砂撤去の指導が為されていない点を考慮すれば「行政対応」に問題があった事は明確である。

無能な行政―――悪徳業者が蔓延る理!

訴えても、「動かない行政」、2016年本紙が公表、当時、「産業廃棄物の不法投棄」事件として、静岡県・県警に訴え続けたが、遂に行動に移す事はなかった。正に人災そのものである。事件の元凶は「違法盛土」と言葉こそ変えているが、産業廃棄物不法投棄の上に為された違法盛土であり、行状は更に深刻だ。静岡県は訴えが産業廃棄物の不法投棄であり、違法盛土で無かった為に、「窓口が異なった」と、言い訳をする。然し、歴然とした犯罪行為を告発しているのだから、行動に移すべきだった。起きてしまった、悲惨な事件にメディアとして悔恨の念が拭い去れない。

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